私はこれまで、自分の感情を抑えて生きてきた。
うれしい、悲しい、嫌だ、苦しい。そうした感情の変化にも鈍感だったように思う。

親や他人からの期待に応えることを優先し、「自分がどうしたいか」を深く考えずにここまで来た。
言われたことをきちんとこなし、評価されることが安心につながっていたのである。

そして気づけば35歳になっていた。

指示待ちで生きてきた自分が、決める側になった

会社では中堅の立場となり、ただ指示を受ける側ではなく、自分が主導して仕事を進める役割を求められるようになった。

しかし、これまで「正解を与えられて動く」ことに慣れてきた私にとって、
「自分で決めて進める」ということは、とても難しいものだった。

何を優先すべきか。
どう判断すべきか。
どこへ向かいたいのか。

指示がないと動けない自分に、何度も戸惑った。

家庭でも同じことが起きていた

それは家庭でも同じだった。

家事や育児においても、私は「求められたことをこなす人」だったのだと気づかされた。
主体的に考えて動くというより、期待に応えることを役割にしていたのである。

しかし人生は、本来ずっと誰かの指示があるわけではない。

自分で考え、選び、進めていくものだ。

その当たり前のことに、35歳になって初めて向き合っている。

自分には軸がないのかもしれない

自分で意見を求められても、自信を持って答えられない。
何か言っても、他人から別の意見をもらうと、すぐに「それがいいですね」と迎合してしまう。

自分に自信がない。
そして、自分の軸がないのだと思う。

「軸を持て」
「芯はないのか」

そんな言葉を聞くこともあった。

しかし正直、軸とは何なのか、よくわからなかった。

座右の銘。
譲れないこだわり。
自分の強み。

そう聞かれても答えられない。
そもそも興味すら持てなかった。

つまり私は、自分自身にあまり関心がなかったのだと思う。

これから必要なのは、自分を知ること

これまでは、それでも何とかやってこられた。
しかし、これから先をもっと生きやすくするには、自分への理解を深めることが必要だと感じている。

何が好きなのか。
何が苦しいのか。
何を大切にしたいのか。
どんな働き方、暮らし方が合っているのか。

それがわかれば、心と体に合う選択ができる気がしている。

これまで私は、たくさんの人の意見を受け入れてきた。
これからは、たくさんの意見に触れながらも、自分がどう感じたのかを丁寧に受け止めたい。

そして少しずつ、
「これが自分なのだ」と知っていきたいと思っている。

心と脳にも、無理をさせていたのかもしれない

最近、物忘れが増えたり、とっさに言葉が出てこなかったりすることも増えた。

加齢もあるかもしれない。
しかしそれだけではなく、何でも受け入れ続け、自分の本音を後回しにする生き方が、知らず知らず心や脳に負荷をかけていたのかもしれない。

もしそうなら、ここで生き方を見直すタイミングなのだと思う。

このブログでやっていきたいこと

このブログでは、私自身の感じ方や考え方を分析し、整理しながら、

  • より生きやすくなる考え方
  • 心と体に合うライフスタイル
  • 自分らしく働き、暮らす方法

そうしたテーマを探求していきたい。

35歳。
今さらではない。ここからである。

自分の人生を生きる練習を、これから始める。